05_セールス部 / Phase 0–5 完了報告

iサークル公式LINE
無料特典 再設計プロジェクト

現状棚卸し → 競合分析 → 比較と示唆 → 再設計案 → 実装ロードマップ。全5フェーズの結論を10分で。

作成日:2026-08-19 作成:Claude Code(監修:しゃけ) 承認済み案:案B「人と環境」 対象ローンチ:10期/12月第1週末
🔒 社内限定資料です。このURLの外部共有・SNS掲載・受講生への転送はしないでください。競合他社の配信内容の分析を含みます。

1TL;DR — この3つだけ持ち帰ってください

5フェーズの調査(現行特典の全リンク実査/競合の特典37枠の全点ダウンロード/N1・ローンチデータとの突合)から出た結論は、次の3つに集約されます。

結論 01

壊れているのは「入口」でも「勉強会当日」でもなく、着席時点の温度

勉強会の着席率は3期から8期を通じて6〜7割で安定している一方、成約率(対着席)は3期から8期で約3分の1に低下。集客も当日運営も機能していて、「着席した人がまだ買う準備をできていない」のが本当の問題です。

→ 打ち手は「着席前の温め」一択
結論 02

現行の11大特典は、入会の壁をひとつも壊していない

11件中6件は他社が配っても成立する純ツール。残り5件もすべてりこぴんさん個人に集中し、信頼の4層のうち3層(運営個人・チーム・コミュニティ)が完全にゼロ件。壊せているのは「投稿が作れない」という運用の壁だけで、「怪しい」「家族が」という入会の壁には無防備です。

→ 足りないのはノウハウではなく人
結論 03

案B「人と環境」で、10期に間に合わせる

特典の主役を「ノウハウ」から「人と環境」へ入れ替え、登録から1週間で信頼を時間差で積む設計。素材はほぼ全て社内に実在する既存資産で、新規撮影0本・合計7〜10人日。10月末完成 → 11月中旬ナーチャリング開始 → 12月第1週末の10期ローンチが初回の計測点になります。

→ 承認済み・実装フェーズへ
プロジェクトの一行まとめ 「特典の主戦場を、登録直後から〈勉強会の申込〜着席のあいだ〉へ移す。」
競合が高い成約率を出している理由は、セミナーの話術ではなくセミナー前に教育が終わっていることでした。iサークルは同じ構造を、社内にすでにある資産(毎朝のラジオ・受講生の声・勉強会アーカイブ・添削動画)だけで組み立てられます。

2現状の発見 — 11大特典を全点あけて分かったこと

特典まとめページの全ブロックを機械取得し、掲載されている全リンクをHTTPで追跡してリダイレクト先・生死・中身を1件ずつ検証しました(調査日 2026-08-19)。以下はすべて実測です。

11
特典の数
約75
動画4本の合計尺
2〜3時間
全部消費した場合の所要
6.5ヶ月
ページが更新されていない期間

2-1. 11特典の内訳 — 量は十分、問題は量ではない

Googleシート
5件(リスト・テンプレ系)
YouTube動画
4件(全て限定公開)
PDF
音声

PDF・音声は各1件。目的別に見ると獲得寄り6件(テンプレ・リスト系)と教育寄り5件(動画4+音声1)でバランスは悪くない。しかし11件すべてが登録直後に1ページで一括開示されるため、「ローンチまで数週間かけて効く特典」が設計上ひとつも存在しません。

2-2. 表示URLとクリック先の不一致が5件

各特典のリンク行の下に「URLらしき文字列」がもう1行置かれています。この表示文字と実際のリンク先が11件中5件で食い違っていました。2026年1〜2月に動画を撮り直した際、リンク(href)だけ差し替えて表示文字の修正を忘れた——というのが最も自然な説明です。

特典クリックした場合表示文字をコピペ/手打ちした場合深刻度
❷ Canva攻略表正しいPDFに着地短縮URLが完全に失効(無効なリンク)
❺ 垢BAN防止2026年版に着地2024年公開の旧版動画に着地
❻ DM戦略2026年版に着地2024年公開の旧版動画に着地
❼ ChatGPT×Canva2026年版に着地非公開動画=完全な行き止まり
❽ アフィリエイト2026年版に着地2024年公開の旧版動画に着地
実害 クリックする限りは正しい場所に着きます。ただしスマホでURLをコピペする人・LINEで誰かに転送する人は、旧版か視聴不可ページに着地します。❼は非公開動画なので完全な行き止まり。再設計を待たずに今日直せる衛生タスクです。

2-3. 信頼の4層 — 3層が完全に空白

「誰への信頼を積んでいるか」を4層に分けて11件を採点しました。結果は本調査の最大の指摘です。

信頼の層対応する特典の件数内訳と評価
(1) りこぴんさん個人5件過去エピソード音声1件(強)+ノウハウ動画4件(中)。ただし動画は「先生としての専門性」のみで人柄には触れない
(2) 運営メンバー個人0件しゃけ・えれな・あっくん・nami・いつきは一度も登場しない
(3) 運営チーム全体0件チームの存在自体がページ上に示されていない
(4) iサークルというコミュニティ0件受講生の声・実績・コミュニティの様子は一切なし
— どれでもない(純ツール)6件他社が配っても成立する中身。iサークルである必然性がない
結論 この特典ページは「りこぴんさん個人の情報発信」としては成立しているが、「iサークルというコミュニティの入口」としては機能していない。Phase 0で共有された現状認識(運営3名が認知されるのはローンチ期のラジオだけ)が、特典ページの実物によって完全に裏付けられました。

2-4. 動画の再生回数から見た「到達率」

受け取り率は未計測とされていましたが、限定公開動画の再生回数が事実上の代替指標になることが分かりました(配布経路がこの特典ページにほぼ限られるため)。

動画現行版(2026年再アップ)旧版(2024年公開)
❺ 垢BAN防止65回1,707回
❻ DM戦略54回1,082回
❼ ChatGPT×Canva102回—(非公開)
❽ アフィリエイト68回1,624回
合計(約6.5ヶ月間)289回
読み取れること 有効な友だち数(数千規模のリスト)に対し、動画特典の到達率は1本あたり1割にも届いていないと推定されます。旧版は月あたり数十回のペースで見られていたのに対し、現行版は月あたり十数回まで落ちています。
※再生回数には特典ページ以外の経路も混じり得るため、厳密な受け取り率ではなく桁感の目安として扱います。ただし「1割に届いていない」という桁の結論は動きません。

2-5. エルメ側と特典ページ側が、接続されていない

もうひとつの重要な発見。必要な部品はすでに両側にあるのに、線がつながっていません。

エルメ(リッチメニュー側)

判定する仕組みと、人の紹介を持っている

  • スキル診断(5問)でレベル判定し、おすすめ講座名まで提示している
  • 運営紹介カルーセル(6名)——りこぴん・しゃけ・えれな・あっくん・nami・いつき
  • 講座・コミュニティへの言及がある
  • コンテンツの実体は、ほぼ持たない
特典ページ(Notion側)

コンテンツを持っているが、判定も人も出口もない

  • 11件・2〜3時間分のコンテンツを保有している
  • 読者の段階を判定する仕組みがない(11件フラット並列)
  • 運営メンバー個人への接点がゼロ
  • CTA・出口が一切ない——見終わっても次の行き先がない
この2つをつなぐだけで──「11件フラットで迷う」問題と「動画3本が中級者向けで初心者にはまだ早い」問題が、既存資産の組み替えだけで同時に解けます

2-6. そのほか、見つかった綻び

名称と中身のズレ

  • ⓫「バズったサムネイルテンプレ100種類」→ 中身はタイトル文言のひな形。画像テンプレを期待して開くと期待外れになる
  • ❶「プロンプト100選」→ 実数は114個だが、開いた時の初期表示タブは7個しかないタブ。100個は2番目のタブにあり気づかれにくい
  • ❹「過去エピソード」→ 実際は単発1話のみ。複数話を期待させる名称

重複と段階ミスマッチ

  • リサーチ用リストが3件重複(バズリール/アカウント/タイトル)。11枠のうち3枠を消費している
  • ❺垢BAN・❻DM戦略・❽アフィリの3本は明確に中級者以上向け。しかも動画4本のうち3本を占める(合計57分)
  • 主流入は完全初心者。「まだ自分の段階じゃない」で離脱する構造になっている

3競合から解読した構造 — はだし夫婦「35大特典」

コピーの模倣ではなく構造の解読を目的に、会員サイトの特典37枠を全点ダウンロードし、動画はHLSから尺を実測、PDFはページ数と作成日メタデータまで取得しました。
※対象はBuzz Boost系(初心者向け=iサークルの競合)のみ。フォロワー1万人以上向けのMaster系は対象外として分離しています。

35
特典の数(水増しなしの実数)
282
動画10本の合計尺(実測)
437p
PDF21点の合計ページ数
+45
「35」の外側にある動画階層

3-1. 最大の発見:これは「LINE登録特典」ではない

特典の中の自己紹介マガジン本文に、設計の答えが本人の言葉で書かれていました。

「全てをチェックしてから、セミナーにご参加ください」出典:特典2(自己紹介マガジン)末尾

つまり35大特典は①セミナー予約という行動への報酬であり、かつ②セミナー本番の前に受け取らせ、視聴させることを明示的に指示している。配布物の役割は「登録の見返り」ではなく、商談前の予習教材です。

① Instagram・ブログから LINE 登録
ここでは特典は軽い(ブログ側の入口は特典2点のみ)。行動の重さと報酬の重さを対応させている
② セミナー(無料勉強会)を予約する
「予約」という一段重い行動を取った人だけが、次に進む
③ 予約者に「35大特典」を一括開放 ← ここが主戦場
動画282分+PDF437ページ。「全部見てから来てください」という行動指示つき。セミナー当日までの数日間が、そのまま教育期間になる
④ セミナー本番=説明の場ではなく、意思決定の場
参加者は「物語を知り、独学の限界をデータで見せられ、受講生の成功事例を複数見た」状態で着席している
⑤ 3日間限定ローンチ → 販売
ローンチ配信の主題は講座の説明ではなく「価格の反論処理」。教育が前段で終わっているから、最後の障害だけを扱える

3-2. ノウハウを出し切って、価値を「環境」へ移し替えている

無料PDFの中で、指標の具体的な数値基準もジャンル選定のルールも全公開しています。出し惜しみの痕跡がありません。そのうえで、まとめの結論を「マインド/戦略/環境」の3本柱に置き、環境=コミュニティ・オフ会と定義しています。

「情報を出し惜しみして不安を煽る」出典:特典5(発信者のorigin story)— 自分たちがやりたくなかったこととして
「孤独になりがちなSNS運用において、仲間は最強のセーフティネットになる」出典:特典31(1,000人までのロードマップ)末尾
構造の急所 出し惜しみしている売り手は「有料には秘密がある」としか言えない。出し切った売り手は「知識はもう渡した。足りないのは環境だ」と言える。
ノウハウを完全に手放すことが、逆に「ノウハウでは足りない」というメッセージを説得力あるものにしている——これが35点を無料で放出できる理由そのものです。iサークルのB思想(ノウハウは出し惜しみしない/有料価値は伴走・環境)と思想は完全に同じ。差分は「なぜ無料で出すのか」を特典の中で語っているかどうかだけでした。

3-3. 各特典の終端が「次の疑問」を生成してから、次へ渡している

2026年3月制作の新世代PDFは、末尾のCTA直前で必ず「次の疑問」を先に言語化しています。

「ジャンルは決まったけど、具体的にどんな投稿を作ればいいの?」出典:特典17(勝てるジャンル発掘ロードマップ)末尾

4点すべてが「〜はわかった。でも〜」という同一構文で、解決した直後に新しい未解決を提示してからCTAへ渡す。読了時の満足を、そのまま次の渇望に変換しています。有料講座直結の3点はさらに露骨で──

「この続きはBuzz Boost講座でご覧いただけます」出典:特典33・34・35 末尾

一方、2023〜24年制作の旧世代は「まとめ①/まとめ②」で終わりCTAがありません。制作時期と一致しており、彼ら自身が近年この構造に改良したと読めます。改良前後が同居しているため、設計の進化過程がそのまま観察できました。

3-4. 「35」は一度に作られていない

PDFの作成日メタデータを実測すると、21点は2023年6月〜2026年3月に分散していました。

2023〜24年制作
9点(既存資産の流用)
2025年 再出力
2026年2〜3月制作
11点(新規)

内部ファイル名には「30大特典」という旧世代の痕跡が残っており、特典2の本文にも「30大特典を配布中」という更新漏れが残存。35大特典は、30大特典に新規を積み増したものと判断できます。

iサークルへの含意 物量は「一度に作る」ものではなく「毎ローンチ数点ずつ足していく」もの。教育の実務を担っているのは35点全部ではなく、実質7点程度(マガジン+origin story+CTA付き4点+独学の限界1点)。残りは「多さの演出」と「取りこぼし防止」の役回りです。つまり中核5〜7点に作り込みを集中させ、外周は既存資産の流用でよい

3-5. 副作用も、しっかり出ている

消化不能な総量

動画4時間42分+PDF437ページ+音声3本。セミナーまでの数日で全消化できる量ではなく、「全てをチェックしてから」という指示は事実上ほぼ誰も達成できません

順序ガイドが皆無

タイトルとボタンだけのカードグリッド。説明文・所要時間・推奨順序・進捗表示のいずれもなし。しかも1番目に置かれているのが123分の動画で、上から順に見ようとした人は最初の一手で脱落します。

世代の混在

2023年制作の11ページPDFと2026年制作の32ページPDFが同列に並ぶ。旧世代に当たった人は導線から外れて終わる。「AI×インスタ」と2023年のツール集が同居する鮮度の齟齬も。

セグメントの混線

実機観測では、同一人物のLINEに初心者向けローンチと上級者向けセミナー導線が9分差で着弾。アカウントは分けているが友だちは重複したまま、という状態が観測されました。

4iサークルへの示唆 — 何を学び、何を捨てるか

N1インタビューで判明した「入会の壁」に、現行特典がどれだけ効いているか。そして競合はそこに何を当てているか。この対応表が再設計の設計図になりました。

4-1. N1で判明した5つの不安 × 特典の対応表

入会の壁(N1)現行11大特典での対応競合での対応iサークルが打つべき手
「怪しい」「詐欺かも」
最多
対応ゼロ。純ツール6件は信頼を積まない 受講生実績の動画45本+「ごく普通のママ」の書籍+失敗の解像度が高いorigin story+「出し惜しみしない」宣言 ①受講生の声・Before/Afterを特典の中核に据える ②「なぜ無料でここまで出すか」をりこぴんさんの言葉で明文化 ③運営の顔が見える状態を作る
別スクールでの
失敗経験
2番目
中級向け動画がむしろ「また置いていかれる」感を刺激するリスク 「受講生10,000人の失敗データ」で独学の限界を数字で提示/「挫折した人こそ」の物語 「前のスクールで挫折した人ほど来てほしい」文脈の特典。段階別出し分けで「自分の段階に合う」体験を作る
価格への不安
2番目
対応ゼロ(CTAも価格文脈もない) 推測:セミナー当日まで価格を伏せる設計 iサークルは逆張りできる。月額制・撤退自由はN1で最も強い決め手。隠す理由がないので特典内・導線内で早期開示する
家族の理解
2番目
対応ゼロ 実質対応なし(夫婦の物語が間接的に効く程度) 両者とも空白=差別化チャンス。「家族への伝え方」「内緒でも学べる」(音声・時間帯配慮)を特典化する
自分にできるか
続く
りこぴん過去エピソード1件のみ(しかも4番目に埋没) 「センスゼロ」「IT音痴でも」の断り文句を特典1点ずつに分業して解体 その1件を入口直後の主役に格上げ+「普通の主婦だった」ストーリーの拡充
この表の結論 現行11大特典は、N1で判明した入会の壁をひとつも壊していません。壊しているのは「投稿が作れない」「ネタがない」という運用の壁だけ。しかも運用の壁を壊しすぎると、むしろ「無料で足りる」に接近してしまいます。
B思想の正しい運用は「ノウハウは出し切る + 入会の壁(怪しさ・費用・家族・自己効力感)は特典でしか壊せないので、そこに特典を張る」です。

4-2. iサークルにあって、競合にはない武器

再設計は「はだし夫婦の模倣」ではなく、彼らの構造 × iサークル固有資産の掛け算で行います。

💴 月額制・撤退自由

N1で最も強い決め手。競合は買い切り型なので価格を当日まで伏せる設計だが、iサークルは伏せる理由がない。不安への回答そのものなので早期開示が正しい。

🎙 運営5名の平日毎朝ラジオ

月:いつき/火:あっくん/水:えれな/木:りこぴん/金:しゃけ の曜日担当制。人格資産が毎日量産されている最大の未活用資産。新規制作コストほぼゼロで層(2)(3)を埋められる。

🤝 iメイト紹介文化

N1の購入トリガー1位は「信頼する人からの紹介」。紹介経由の登録者は紹介者への信頼を持って入ってくる。その信頼をコミュニティへ引き継ぐ橋が最も自然な温め方になる。

📊 N1の一次データ

不安・決め手・Before/Afterが実声で揃っている。推測ではなく実際の言葉で特典コピーを書けるのは競合にない強み。

📈 計測できるエルメ基盤

URLクリック計測が標準機能で使える。iサークルが唯一、確実に勝てる領域(競合は外部から計測の痕跡が見えない)。10期を初回計測点にする。

🎬 伴走の実物アーカイブ

勉強会アーカイブ・詳細フィードバック動画・受講生の声カタログが社内に実在。「有料価値=環境」を見せる素材が、作らずとももうある

4-3. 真似しないと決めたもの

競合の手法のうち、iサークルには合わないと判断して意図的に捨てるものを明示しておきます。

捨てる要素捨てる理由
123分の旗艦動画を1番目に置く「見せ球」到達率が1割に届かないiサークルで長尺を先頭に置くと、脱落を加速するだけ。深さの証明は受講生実績で代替できる
35点への物量拡張そのもの教育の実務は中核7点。iサークルは11枠を入れ替えで最適化する方が「既存流用が基本」の制約に適合。数の演出が必要なら段階的に足せばよい
価格を当日まで伏せる設計iサークルは月額制が不安への回答なので、伏せるのは損。早期開示が正しい
「禁断」「悪用厳禁」系の背徳訴求N1の禁止表現(煽り系)に抵触。挫折経験のあるペルソナが最も引く語彙。言い切りはOK、背徳フレームは不要
審査制ゲートそもそも上級者向けファネルの手法。初心者ママ層の「怪しさ」警戒を強める方向に働く

5決定した案B「人と環境」

3案(A リフォーム/B 人と環境/C 診断コンシェルジュ)を比較し、案Bが承認されました(2026-08-19)。案Aは案Bの部分集合、案Cは11期以降の進化形として温存します。

コンセプト ノウハウ(道具箱)は1か所にまとめて出し切り、特典の顔を「りこぴんさん・運営6名・受講生・コミュニティ」に入れ替える。登録からの1週間で4層の信頼を時間差で積み、ローンチ期は勉強会予習セットで温度を仕上げる。「競合の構造 × iサークル固有資産」の直訳版です。

5-1. Day0〜7 の配信設計図

配信は週2通以内(N1の「通知が多いのは嫌」に準拠)。各配信の末尾は「〜はわかった。でも〜」構文で次のDayへ連結させ、行き止まりを作りません。

Day0
M14 + M10 + M2
挨拶配信 → 即時プレゼント → 診断 → 宣言
① Canva攻略表を即プレゼント(登録0秒で「もらえた」体験)② スキル診断へ誘導し、結果に応じて「あなたが最初に見る3つ」を提示 ③ そのうえで「なぜ、ここまで無料で出すのか」を宣言し、B思想の旗を最初に立てる
狙い:段階ミスマッチを入口で解消し、「無料で十分」を最初に封じる
Day1
M1 りこぴんストーリー
「普通の主婦だった私が、家で働けるようになるまで」
既存の過去エピソード音声+stand.fm既存回から1〜2話ピック。新規撮影なしで成立します。
狙い:「普通の主婦だった」への自己投影。獲得直後の温度が高いうちに人格接触する
Day3
M3 運営の中の人シリーズ
「月曜のいつき、火曜のあっくん——iサークルの日常」
エルメ既存カルーセル+毎朝ラジオの各担当回から3分ずつ切り出し+名言集からの一言プロフ。
狙い:層(2)(3)の初接触。「6人で運営しているコミュニティ」だと知らせ、怪しさを減衰させる
Day5
M4 受講生Before/After図鑑
「1年前、みんな初心者でした」
受講生の声カタログ+N1実声(ニックネームのみ)で構成する1ページマガジン。
狙い:不安1位「怪しさ」への正面回答。「私でも頑張っていいんだ」の実感をつくる
Day7
M6 + M13
「添削って、ここまでやるんです」+ iサークルの歩き方
9期の詳細フィードバック動画から5〜10分を切り出し(映る受講生の同意確認が前提)+入会後の日常を見せる短編。
狙い:有料価値=伴走・環境の予告編。「この無料で十分」をここで確実に防ぐ
🚀
M12 勉強会予習セット / 11月中旬〜
「勉強会が10倍わかる予習セット」+「全部見てから、来てください」
勉強会告知と同時に、申込者だけに配布。中身は M5 勉強会ダイジェスト+M4 受講生図鑑+M11 中級パック(現行❺❻❽を届け先だけ変更)+M16 ローンチラジオ+予習指示文。既存モジュールを束ねるだけなので制作コストは小。
狙い:これが案Bの本丸。申込〜着席のあいだの温度形成=成約率の低下に直接効かせる
平時(Day8以降)と休眠層の扱い 平時:Notionを「特典の道具箱」として常設(プロンプト集・リサーチ大全・分析シート・中級の部屋)。リッチメニューに再訪ボタンを追加し、特典を「初日限りの資産」から常設資産へ変えます。
休眠層:ローンチ本流の配信には乗せず、「特典が新しくなりました」を名目に1〜2通だけ再入場案内→反応した人だけ本流へ。求めた人に厚く、求めていない人に薄く——毎ローンチ数十通が旧リストのうんざりブロックを生んでいる問題への対策です。

5-2. 信頼4層のカバー表 — 空白がすべて埋まる

信頼の層現行案B担当モジュール
(1) りこぴんさん個人5件M1 ストーリー/M2 なぜ無料で出すのか/M5 勉強会ダイジェスト
(2) 運営メンバー個人0件M3 運営の中の人/M16 ローンチラジオ
(3) 運営チーム全体0件M3 運営の中の人/M6 添削のリアル/M13 歩き方
(4) コミュニティ0件M4 受講生図鑑/M6 添削のリアル/M7 家族への伝え方/M13 歩き方

※あわせて N1 の5つの壁にもそれぞれ受け皿を割り当て済み:怪しさ=M4+M2+M3/挫折経験=M1+診断/費用=診断結果とM12内で月額制・撤退自由を早期開示/家族=M7/自己効力感=M1+M4+診断の「最初の3つ」。

5-3. 現行11特典の判定表 — 何を残し、何を動かすか

すべて捨てずに、役割を変えて使い切ります。新規制作が必要なのは、りこぴんorigin storyの再編・「なぜ無料で出すのか」の執筆・家族への伝え方ガイド・予習セットの編成だけ。撮影を伴う新規は最大1本(しかも任意)です。

現行特典判定扱い
❷ Canvaショートカット表そのまま流用「登録した瞬間もらえる軽いプレゼント」として最適な役回り(M14)。鮮度チェックのみ実施
❼ ChatGPT×Canvaそのまま流用初心者適合・即効訴求あり。❶とセット化して提示(M9)
❶ プロンプト114個改修して流用中身は優秀。初期表示タブ問題を修正し、名称を実数(114)に合わせて信頼を守る
❸ 分析シート(空欄500行)改修して流用記入例を3行に増やし「最初の1行の書き方」1分ガイドを添付。難しければ廃止候補
❹ りこぴん過去エピソード格上げ11件中唯一の情緒資産。4番目に埋没させず入口直後の主役(M1)へ配置転換し、シリーズ化の起点にする
❺ 垢BAN防止
❻ DM戦略
❽ アフィリエイト33分
配置転換中身は生かし届け先を変える。初心者の初日には出さず、診断で中級判定の人/勉強会申込者パック(M12)の目玉へ。改修ゼロで移設できる
❾ バズリール100
❿ アカウント100
⓫ バズタイトル100
統合改修受け手からは「似たリスト3つ」。「リサーチ大全」1特典に統合して鮮度を更新し、空いた2枠を人格系に譲る。⓫の名称ズレもここで解消
全件共通:即時修理表示URL5件の修正・名称ズレ解消・全件に所要時間表示とCTA追加。再設計の承認を待たずに実施可能
制作コスト(合計) 7〜10人日/新規撮影 0本。りこぴんさんの新規稼働は任意(音声1本を足せる構造にはしてあります)。
内訳:M2執筆+M1再編 1〜2人日/M3切り出し+カルーセル改修 2人日/M4+M13 2人日/M5・M6切り出し編集 2人日/M7 1人日/M8統合・M9改修・衛生修理 1人日/エルメ設定(診断接続・ステップ配信・計測)1〜2人日。完成目標は10月末

6実装ロードマップ

ゴールは 2026-10-31までに全モジュール完成 → 11月中旬ナーチャリング開始 → 12月第1週末の10期ローンチで計測初回データ取得

6-1. マイルストーン MS1〜MS7

マイルストーン
8月下旬
9月
10月前半
10月後半
11月上旬
11月中旬
12月第1週末
MS1 素材と前提の確定期限 8/31
確認・衛生修理・文面下書き
MS2 人格系コア完成期限 9/30 / M1 M2 M3 M4
制作 第1弾
MS3 全モジュール完成期限 10/24 / M5–M9 M13
制作 第2弾
MS4 エルメ実装・テスト期限 10/31
ステップ配信+計測
MS5 休眠層への新装案内11月上旬
再活性テスト
MS6 ナーチャリング開始11月中旬
告知+M12配布
MS7 ローンチ+計測12月第1週末
10期 3日間
確定・準備 制作・運用開始 制作第2弾・実装 テスト施策 ローンチ本番
マイルストーン期限完了条件
MS1 素材と前提の確定8/31エルメ実機確認3点済み/衛生修理済み/M6の同意リスト確定/全文面ドラフト受領
MS2 人格系コア完成9/30M1・M2・M3・M4が配信可能な状態
MS3 全モジュール完成10/24M5〜M9・M13完成、Notion道具箱の再構成済み
MS4 エルメ実装・テスト10/31Day0〜7ステップ配信・診断応答・計測URLが本番設定済み+自分宛テスト配信OK
MS5 休眠層への新装案内11月上旬「特典が新しくなりました」1〜2通 → 反応計測(再活性テスト)
MS6 ナーチャリング開始11月中旬勉強会告知+申込者へM12予習セットの配布開始
MS7 ローンチ+計測12月
第1週末
3日間募集。終了後1週間以内にKPI初回レポート

6-2. 優先順位 — 遅れた時に何を守るか

P0 絶対に落とさない
衛生修理/M2「なぜ無料で出すのか」/M12 勉強会予習セット/M15 計測
成約率対策の核と計測。最悪この4つだけでも、10期の成約率と学習データに効く。すべて編集作業なしで成立する設計。
P1 Day配信の骨格
M1 りこぴんストーリー/M4 受講生図鑑/M10 診断接続
不安1位「怪しさ」と自己投影への回答。Day1・Day5の主役。
P2 4層の完成
M3 運営の中の人/M6 添削のリアル/M13 iサークルの歩き方
層(2)(3)を埋める。M6は受講生の同意取得の進み具合で前後する。
P3 充実
M7 家族ガイド/M8 リサーチ大全統合/M16 ローンチラジオ
差別化と道具箱の整理。間に合わなければ11期送りにしてよい

6-3. 担当割り

役割担当総稼働の目安
プロジェクトオーナー
エルメ/Notion実装
しゃけさん実装作業を分散して計4〜5人日
全文面・構成・指定書
チェックリスト・レポート
クロコ(Claude Code)依頼都度。文面系はほぼ全部こちらで下書きします
音声・動画の切り出し編集
(M3・M5・M6)
【要割り当て】計2〜3人日。しゃけさん自身か外注かを決める必要あり = 唯一のボトルネック候補
監修りこぴんさん計1時間以内(M2確定15分+最終確認30分+予備)
掲載確認えれな・あっくん・nami・いつき各10分(M3の本人確認)

6-4. KPI一覧 — 10期が初回計測点

前提 目標値は提案値(意見)です。ベースラインが未計測の指標が多いため、10期は「初回データを取る」こと自体が成果。目標管理への移行は11期からとします。
指標現在地10期での見方
成約率(対着席) 3期から8期で約3分の1に低下 最重要。M12予習セットの効果検証。提案目標=直近の1.5〜1.6倍への回復
特典到達率動画で1割未満(再生回数からの推定)提案目標=主要特典で2割超。M15の計測URL統一で初めて正確に測れる
診断実施率未計測登録者の何%が診断まで進むか=Day0設計の成否がここに出る
Day1〜7配信の反応未計測各Dayのクリック率の落ち方=どの層で興味が切れるかが分かる
M12予習セットの消化未計測申込者のうち予習リンクを踏んだ割合と、成約との相関
被ブロック率全体でも低くなく、YouTube経由だけ突出して高いDay0〜7の導入で悪化していないか(新設計の安全確認)/休眠層施策でローンチ中のブロックが減るか
休眠再入場率未計測11月上旬の新装案内への反応率
転換率(経路別)大型コラボ経由が高く、YouTube経由は極端に低い経路別の変化。特にコラボ・紹介経由の温度引き継ぎ(M4差し込み)の効果

6-5. リスクと代替

リスク代替
編集担当が決まらず切り出しが遅れるP0はすべて編集不要のテキスト/束ねで成立する設計。M3・M5・M6を11期送りにしても骨格は立つ
M6の受講生同意が取れないM5(勉強会ダイジェスト)+M13(歩き方)で「環境の可視化」を代替
ラジオ切り出しの是非に社内異論M3は「一言プロフ+名言集」のテキスト版に縮退可能(「iサークル限定」の看板は壊さない方針)
エルメ設定が複雑化する分岐は「診断レベル」×「経路の一言差し込み」の2軸を上限に固定。それ以上の要望は11期(案C)へ送る
10月に制作が集中するフェーズ2の前倒しで吸収。守る順番は P0 → P1 → P2 → P3

7今すぐのアクション

この1週間で動かすことだけを抜き出しました。1と2は承認を待たずに着手できます。

しゃけさん 直近1週間
  1. 衛生修理(〜8/24):表示URL5件(❷❺❻❼❽)の文字列を実リンクに合わせる/⓫の名称を「バズタイトル100」に統一/❶の初期表示タブを「100選」側に変更。Notion・シートの編集だけで完了します。特に❼は非公開動画を表示しているため優先。
  2. エルメ実機確認3点(〜8/24):①スキル診断の結果ページが最終的にどこへ誘導しているか ②運営紹介カルーセルの各人タップ先 ③リッチメニューに特典ページへの再訪導線があるか。リッチメニューからタップしてスクショを共有いただければ5分です。③が「無い」なら、特典が初日限りの資産だと確定します。
  3. 編集担当を誰にするか決める:M3・M6・M5の切り出し編集を、しゃけさん自身がやるか外注するか。後述のとおり、ここが唯一のボトルネックです。
クロコ(Claude Code) 納品予定
  1. M2「なぜ、ここまで無料で出すのか」下書き(8/22)— りこぴんさん監修にかける前の文面
  2. Day0〜7の配信文面 一式(8/29)— 挨拶配信・M1〜M6の紹介文・「〜はわかった。でも〜」の連結構文込み
  3. M12 予習指示文+パック構成案(8/29)—「全部見てから、来てください」の文面と中身の並び
  4. M3・M6の切り出し指定書(8/29〜8/31)— ラジオ・詳細フィードバック動画の文字起こしから、タイムスタンプ単位で「ここを切る」を指定。編集担当は指示どおり切るだけの状態にします
  5. M6用:映る受講生のリストアップ(8/31)— 同意確認の声かけリストとして、しゃけさんへ引き渡し

※すべて 05_セールス部/成果物/LINE無料特典/ 配下に順次納品します。

⚠️ 唯一のボトルネック 要決定
  1. 音声・動画の切り出し編集担当が未定です(M3・M5・M6/計2〜3人日)。
    ここが決まらないと、Day3(運営の中の人)・Day7(添削のリアル)・M12の中核(勉強会ダイジェスト)が止まります。 ただし設計上、P0の4点(衛生修理・M2・M12・計測)はすべて編集作業なしで成立します。最悪この決定が遅れても、10期の成約率対策の核と計測は立ちます。

決めていただきたいのは1点だけです:切り出し編集を「しゃけさん自身がやる」か「外注する」か。外注する場合は、9月上旬までに手配できると MS2(9/30)に間に合います。

このプロジェクトの成否を分ける一行 「勉強会に、温まった人が着席する状態を作れるかどうか。」
着席率はすでに十分あります。当日の運営も機能しています。残っているレバーは着席前の温度だけで、それを担うのが Day0〜7 の信頼形成と、M12 の予習セットです。